
オストメイトフレンドリーサロン 立ち上げへの想い
2016年に子宮内膜症が腸に転移し、オストメイトになりました。人工肛門(ストーマ)と呼ばれるものが、身体にあります。
ストーマって何?という方は、ぜひこちらをご覧ください。グロくない自作の模型で、自分なりに説明しています→https://komabaonan.com/nobagsnolife/
オストメイトになるまで、自分の見た目が嫌いでした。10代で顔中にニキビができ、20代ではアメリカの音大でヴォーカルの勉強をしていたこともあり、見た目が気になって…
それでも、テレビや雑誌に出てくる人たちと、私の姿はあまりにかけ離れていて(笑) 努力をしたところで、どうせあんなふうにはなれやしないと諦めていました。お化粧も、服も、「みっともない」と言われないように、という後ろ向きな選び方しか、してきませんでした。
そんな私がオストメイトになり、排泄物が丸見えの茶色い袋が貼りついた自分の姿を鏡で見た時… あまりの醜さに大きなショックを受けました。
しかし、定期的に装具を変えたり、手術のおかげで体調が良くなってきたりすると… すこしずつ、新しい自分の身体を大事にしたいと思うようになりました。
美しさに対する感覚は人それぞれです。「キレイになりたい」という言葉が具体的に、何キロの体重で、どれくらいの肌のキメを目指しているかは、その人によって全く違います。(そして私は、身体と心が健康であって初めて、美しさを得られるものだと信じています。)
ただ「自分は醜いのだ」と思ってしまうことは、とても悲しく、つらいことだと気づきました。
ファッションモデルになりたいわけではないし、人前で肌を露出することに興味もないけれど、でも私は、自分の新しい身体と仲良く過ごしたい。
その身体が、テレビやメディアで見る誰かほど細くなくても。ツルッツルじゃなくても。私は私の身体を大事にしたいし、自分の身体はそんなに悪いものじゃないと思いたい。
そう思うと、たまーに素敵なサロンに行って、お顔や身体のケアをしてもらうことが、楽しみになりました。
そして気づくと、お化粧品やお洋服を選ぶことが苦ではなくなり… 時によっては、心がときめく素敵な時間だと感じるようになっていきました。
私にとってその変化は、とてもとても、大きなものでした。
このオストメイトフレンドリーサロンが、同じオストメイトの誰かに寄り添い、背中を押せる存在になってくれたらと… 心から願っています。

オストメイトフレンドリーサロン 立ち上げへの想い
初めまして安川君代と申します
私は、女性の真の美しさと健康をトータルでプロデュースする自宅エステサロンを全国で展開しそれにともなった商品の開発と販売と啓蒙活動を業務とする会社を営んでおります。
そんな中で身近な人の癌闘病を経験し、自分に出来る事。美容師として、美容家として何か出来る事があるのではないかと、模索し、闘病中の不安、闘病後の不安を私の出来る事で安心に変えられる事があるならと、医療美容サロンマヴィムーンを立ち上げ、脱毛症の方・抜毛症の方・闘病中の脱毛などの医療用メディカルウィッグのカットをスタートさせました。
今回、中島小百合さんと出会わせていただいた事で、オストメイトの事をお聞きし、マヴィムーンの立ち上げと大きく関係するお話だなと強く思い、オストメイトの方、そして私たちサロン側が理解し合う事で叶えられる事がたくさんある!そう実感し立ち上げに参画させていただくこととなりました。
オストメイトフレンドリーサロンの立ち上げを美容歴25年・エステサロン18年・化粧品を開発し販売して15年・エステ教育歴15年の経験を生かし、オストメイトの方、または何かの要因でサロンに気軽に行けないと感じてる方の不安を取り除ける様なフレンドリーサロンを全ての経験を注ぎ込んで全力で作り上げていきたいと思っています!
そしてこんな思いに賛同してくださるフレンドリーサロンが全国に広がります様に!!
誰にも言えない事言える場所になれたらいいな・・・。

オストメイトフレンドリーサロン立ち上げの思い
はじめまして。トータルビューティーサロン ジュノーボーテの本橋宏美です。
オストメイトフレンドリーサロン発起人であり、ご本人もオストメイトである友人の中島小百合さんがサロンに来てくれた時のこと。
何気ない会話から、オストメイトにとってエステサロンは敷居が高い。という話を伺いました。
私にとっては、オストメイトという理由でエステの敷居が高くなる、という認識が全くなく
なぜ??と思わず聞き返してしまいました。
彼女から私が想像や考えもしなかった日々の苦労や現実、乗り越えてきた想いを聞きサロン運営側として、歓迎します!という意志表明をこちらから提示することの必要性と重要性を強く感じました。
そして継続的により良い環境を作っていくためにはお互いの歩み寄りが大切であることも小百合さんとの会話の中で見出すことができました。
誰もが遠慮することなく、我慢することなく分かりやすく情報共有することで皆にとって、より良い場所が生まれていく。
気張らずホッとできる場所がある。
そんな環境が当たり前になっていく一歩としてオストメイトフレンドリーサロンの輪を広げていきたいと思っています。

オストメイトフレンドリーサロン 立ち上げへの想い
こんにちは、医療美容サロン【マヴィムーン】のMayuminです。私は、医療美容サロン【マヴィムーン】の他にチラシや名刺などを作成するデザインのお仕事もしております。
昔から私は、「健康で元気!」が取り柄でした。そんな私が36歳の時に子宮頸がんの告知をうけました。「まさか私ががんに?」「こんなに元気なのに?」と、とにかく半信半疑でした。告知された時「きっとがんもそこまで大きくないだろう。円錐切除術でチャッと手術して帰れるだろう」なんて呑気に考えていたら、大間違い…現実はそんなに甘くありませんでした。
紹介状を書いてもらった病院ですぐに検査が始まり、手術が決まり、子宮を全摘出する事になり…ようやく手術が終わってホッとしたのもつかの間、術後1ヶ月で再入院し、抗がん剤治療・放射線治療の同時化学療法を行いました。とにかく全てが初めての事だらけで1日1日が無我夢中でした。治療中、体調が優れず不安なことももちろんあったけど、家族を含めそばにいてくれる方の支えがあったので、前向きに治療に専念することが出来ました。
現在すべての治療が終わり4年目に入りました。幸い、再発や転移はありませんが、手術でリンパ節への転移が見つかり、リンパ節も取った為、術後の後遺症の下肢リンパ浮腫を発症しました。【リンパ浮腫】は先天性の方もいらっしゃれば、私のように手術でリンパ節を取り、発症するパターンもあります。現在の医療において、悲しい事にリンパ浮腫の手術をしたからといって必ずしも元の状態に戻れるわけではありません。一度発症したら完治が難しく、日々リンパ浮腫と向き合う生活をしています。
決して「がんの治療が終わり命が助かったからリンパ浮腫は仕方ない」というわけではありません。
こんな悩みは私だけかな?親しい友人に伝えたら心配かけちゃうかな…浮腫んだ手や足を見られるのがツライ…
私自身、がんやリンパ浮腫を経験したからこそ共有できる悩みに寄り添い、今も一人で不安に思っている方の心が軽くなり少しでも前向きになれるよう今後とも活動して参りたいと思っています。
今回、Yuriさんからフレンドリーサロンのお話を聞いた時に、病気や後遺症等の理由から美容室やエステサロンなどに通う事が不安が先行して行けないという方が多い事を知り安心して行ける場所が増えたらいいなと思いました。
このフレンドリーサロンプロジェクトが1人でも多く悩んでいる方のつながるきっかけになれば幸いです。


